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ヨーロッパ高齢者事情研究のため、2007年2月ストックホルムシニアライフ研究所を開設しました。
現地から最新の高齢者事情をレポートします。

使う人に優しいデザイン(3)

松下泰志(Taishi Matsushita: 2012/1-), セスレ真美(Mami Sessle: 2011/11-2011/12),
ローベリ亜佐子(Asako Raberg: 2011/1-2011/10), ダールマン容子(Yoko Dahlman: 2007/2-2010/12)   

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    デザインには様々な効用がある。
これまで紹介してきたような使う人にとって優しいデザインであると、家事を楽にし、道具を使う際に体に負担をかけないですんだり する。これらの実用的な効果以外にも、美しいデザインは人の心をなごませてくれる。

例えば、スウェーデンでは1992年に老人ホームのデザイン基準が導入された。
このようなホームはお年寄りで体の不自由な方々にとって使いやすいように設計されるのはもちろんだが、この基準導入の主な目 的は彼らにアットホームな生活環境を提供するというものだった。そのため実用性だけではなく見た目にも美しいホームづくりが推進されたのだ。そのホームの例が下の写真に示されている。
    
    
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暖かな色調のリビングやかわいらしい家具を取り揃えており、住み心地が本当によさそうである。
人間らしい暮らしを考えたスウェーデンのデザイン、特にシニアや障害を持つ人のことを考えたデザインを日本でももっと普及させることができないだろうか。

 

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